エンタメ

(保存版)筒香著「空に向かってかっとばせ」を完全解説!勝利至上主義の3つの弊害|マスザワ内閣

2019/05/05 に公開

人気YouTuberマスザワ内閣

こんにちは、ぱんだです。
今回はマスザワ内閣さんの『筒香著「空に向かってかっとばせ」を完全解説!勝利至上主義の3つの弊害』という動画を紹介します。
この動画は横浜DeNAベイスターズの大砲、筒香嘉智選手の著書「空に向かってかっとばせ」の要約です。ベイスターズを応援するためのYouTube専門チャンネルを作ってしまうほど熱烈なベイスターズファンのマスザワ内閣さんが、熱く本の内容を解説しています。
この動画は子供の教育に役に立つだけでなく、子供の少年野球や、華々しく見える高校野球の闇にまで踏み込んでいきます。筒香嘉智選手のファンで無くても見る価値があり。

【以下動画の内容】


『空に向かってかっ飛ばせ!』筒香嘉智|レビュー

はじめに

この本は7つのパートから成り立ちます。
プロローグ ドミニカで野球に関する考え方に衝撃を受けた
第1~3章 筒香選手がどのように野球人になったのか
第4~5章 現代の少年野球が持っている問題について
エピローグ

プロローグ

0:34 
「ドミニカに僕の野球の原点があった」
2015年、筒香選手はプロ6年目にして打率.317ホームラン24本93打点を記録して横浜の主砲として4番に定着しました。

そんな最高のシーズンを終えた筒香選手ですがその年のシーズン終了後に周囲の反対を押し切ってドミニカのウィンターリーグに参加しました。

 

ドミニカのウィンターリーグは中南米でも最もレベルが高くマイナー選手が修行として参加したり、中にはバリバリのメジャーリーガーも参加することのあるリーグです。

 

そこで筒香選手は10試合プレーして打率.206、ホームラン0本といい成績は残せませんでしたが、大きく得るものがあったと言います。

それはドミニカの野球文化。

日本では少年野球からプロ野球まで指導者がいう言葉は、「チームのためにもっとチームバッティングをしろ」「お前ができないとチームが負けるんだ」といった形でチームを1番大事にして自己犠牲を強いる言葉です。

しかし、ドミニカではそういう言い方は一切ありませんでした。

ドミニカも非常に勝敗にシビアです。
プレーオフに進まなければ入場料収入が大きく落ち込むため、どの監督も選手も必死だと言います。

ですが、ドミニカの指導者は選手にこう声をかけます。

「おまえが活躍するとこがチームの勝ちにつながる。だから失敗を恐れずにもっともっとチャレンジして上手くなれ!」

というのです。

コーチから「ああしろ、こうしろ」と言われてやるのではなく、自分で考えて成長する、それを手助けするのがコーチの役割。そういう関係がドミニカでは貫かれていました。

これはドミニカの少年野球でも同じ光景を見たそうです。

そんなドミニカの環境の中でプレーをして感じたのは、どの選手も心から楽しそうに野球をしているということでした。

そして筒香選手は小学生の時に野球を心の底から楽しんでいたことを思い出し、日本の野球でも彼らのように失敗を恐れずにチャレンジして、たとえうまく行かなくても「そのチャレンジを楽しむこと」これこそが野球で成長するために必要なことだと思い、今回それを伝えるために本を執筆した。

というところで、このプロローグは終了です。

プロローグ
なぜこの本を使って少年野球問題を提起するのか?
それはドミニカがきっかけだった。

■ドミニカと日本の比較
ドミニカ

人口:約1080万人
現役メジャーリーガー:150人以上

日本
人口:約1億2600万人
現役メジャーリーガー:8人(※野手0人大谷選手抜き)
2019年4月現在

 

ドミニカの人口は日本の人口の1/10以下ですがメジャーリーガーは150人以上もいるんですよ。
なぜ日本は競技人口も多く環境も整っているのにメジャーリーガーが育たないのでしょうか?
そこに筒香選手は切り込んでいきます。

 

第1章:バリーボンズになりたかった

2:35
ここでは筒香選手の少年時代の話が語られます。
父親と野球をやっていて楽しくて地元の少年野球に入りました。

小学校4年生からは10歳年上の兄がつきっきりで指導してメキメキと野球能力が向上していきます。

お兄さんは、香川の名門尽誠学園高校に行ったほど野球が上手かったのですが、肘を痛め大学で野球を諦めたのでした。その代わりに弟をプロ野球選手にしてみたいと思ったそうです。

そして、そんな野球漬けの日々を送る筒香少年にとって憧れのスター選手はバリー・ボンズでした。

ボンズのホームランに憧れ

「凄いホームランが打ちたい」

それを一心に目指したのが小学生だったと言います。

 

第2章:兄が導いてくれた道

3:09
中学に進学すると堺ビックボーイズという大阪のクラブチームに入りました。

そこでの練習は独特で野球の練習前に体操やトレーニングにかなりの時間を割いていました。

三点倒立とかお尻歩きとかユニークな運動を取り入れ、プロ野球選手になるための土台となる体づくりを行っていたのです。

この時期中学2年生から筒香選手は急激に身長が伸び始め成長痛が出始めます。

そのせいでチームの練習に加わることができない中、どうやったら野球がうまくなるのか?体操をしながらひたすら考え、体の使い方や手の動かし方体重移動などを学びました。

この体操の習慣はプロになった今でも続いているそうです。

”野球選手筒香”
としての基礎をここで学んだんですね。

またここで兄の指導を振り返ります。

兄はいつも答えを提示しない。強制をしなかったと言います。
「野球がうまくなる方法はなんだ?」と、兄に聞いても答えは言わない。

筒香選手に自分で考えさせて答えを自分で見つけること。
これが成長につながると兄は考えていたわけです。

筒香選手自身で考え、自分なりのこうした方がいいという持論を兄に伝えると「そやろ」と、納得した表情でじゃあそのためにはどうしたらいいのかとアドバイスをくれたそうです。

中学生の時、成長痛で野球ができなかった事で自分の頭で考え一生続けられる習慣を身につけることができた。

これが大きな成果だと語ります。

そしてその後、中3になるとそれまで溜まったものを吐き出すかのように打棒が爆発!
世界大会では関西選抜チームの4番を任されるまでに成長しました。

そして憧れの横浜高校に進学します。
松坂大輔さんの甲子園での力投に憧れ入学したとのことです。

ですが、この横浜高校編は中学に比べてあまり多く語られておりません。

横浜高校では「勝ち負けとは何だろうか?」「野球がうまくなるとは何だろうか?」「プロを目指すために本当に必要なことは何だろうか?」そんなことを考え続けた高校時代だったと語ります。

甲子園に行きたい!負けて悔しい!そういう気持ちはあまりなかったということ。

以外にも高校時代は冷めていたようですね。

もっと純粋に自分の思ったバッティングができる満足感、できない不満、そういった感情に向き合い、いつも野球がうまくなりたいという気持ちで動いていたと言います。

そして横浜高校の渡辺監督からは、「野球人である前に1人の社会人として、1人の人間としてしっかり成長しろ!」と、人として大切なことを教えてもらったと、横浜高校時代を振り返りました。

この第1章・第2章で少年野球時代は終わりです。

やはりここで大きいのは兄からの自分で考えさせる指導でしたね。

 

第1章〜2章
野球について中学・高校と自分で考え続け、時術面でも精神面でも野球人として学んでいきました。

そして第3章ではとうとう我が横浜ベイスターズに介入します。

 


第3章:バッティングに悩み続けた頃

5:30
2009年ドラフト会議で筒香選手は横浜ベイスターズから単独1位指名で鳴り物入りで入団します。

当時の2軍は田代富雄監督鈴木尚典コーチ

彼らはほとんど筒香選手の打撃フォームをいじらずに暖かく見守ってくださったそうです。

どうやったらプロの球が打てるのか、自分で考え色々試していくうちに、6月くらいからようやくファームで打てるようになってきます。

そして1年目は2軍で打率.289 26本塁打 88打点と高卒1年目とは思えない怪物っぷりを発揮し10月に一軍に昇格しました。
シーズン最終戦に出場すると1軍3試合目でプロ発ホームランを叩き込みます。

そんな順風満帆の出だしに見えた筒香選手ですが、2年目からは打撃に悩まされることになります。

2年目は1軍と2軍を行き来する生活でございましたが、プロに入って1番悩んだと言っています。なぜかというと、2軍の指導と1軍の指導で全く違うことがしばしばあったからです。

2軍では「引きつけて強く振れ」と監督に言われまして、結果を残し1軍に昇格します。
そしたら1軍では「もっと前で打て前で打て」コーチに言われます。

引きつけて打ったからファームで結果を残せたのに、1軍では「前で打てないならファームに落とすぞ」と言われる。

さすがに1軍には出場したいですからフォームを直さざるをえない。
その結果、どんどん自分のバッティングを見失っていきました。

この年は圧倒的な最下位で最も暗黒に近ずいた時代ですから、こういった指導のズレというのも横浜にはあったんでしょうね。
2008年、2009年、2010年と3年連続シーズン90敗。

2年目、3年目と低迷していた筒香選手ですが、4年目2013年になるとようやく筒香さんの中で自分の中のバッティングの方向性というのが見えてきます。

それは「逆方向に強い打球を打ちたい」ということでございました。

これは子供の頃から兄と追い求めていたものであって、且つ、1・2年目にファームで田代監督や白井監督から指導を受けた「呼び込んで強く叩けるようにしろ」という指導とも共通するものでした。

しかし、1軍の打撃コーチの打撃理論とは正反対のものでした。

1軍コーチは前でさばいて遠くに飛ばすことを求めるのを理想とし、筒香選手は1軍の練習では怒られてばかりだったと言います。

そしてこの年の3月、事件が起こります。

開幕3連戦で筒香選手はノーヒット。試合後にコーチに呼び出され懇々と説教を受けます。その時に筒香選手の中で何かが切れました。

ぷっつーん

「コーチはホームランバッターではないのでコーチと僕ではバッティングの感覚は全く違います!もう僕には何も言わないでください!

この日からコーチとは決別し、筒香選手は「誰に何と言われようとも自分の信じるバッティングを追い求める」と、そういう思いを強く持ちます。

筒香選手が打撃に苦しんでいた裏にはこういうことがあったんですねー
でもさすが筒香選手ですね。
野球に対する信念があるからこそ、上にも反抗することができたのでしょう。

このようないざこざの後、一旦ファームに落ちたとき、筒香選手は一人の恩人に出会うことになります。

当時2軍打撃コーチを務めていた大村巌(いわお)コーチです。
2019年5月現在は千葉ロッテマリーンズの一軍コーチ

大村コーチは一人一人の選手ときちんと会話をして、選手のしたいことを理解した上で、どういうアプローチをとったらいいのか論理的に筋道を立てて教えてくれる。

選手に徹底的に向き合うコーチで、プロ野球のコーチの中でも異色の指導だったといいます。

2013年の秋のキャンプでは大村コーチとつきっきりで、ひたすら反対方向に強く打つ筒香選手が求めるバッティングを完成させる練習に励み、バットの軌道とポイントを徹底的に叩き込まれました。

そしてようやく、日本の4番を務めることになる。

”筒香嘉智”という大砲のバッティングの土台が出来上がりました。

完成当初は、こんな振り遅れの反対方向に打つバッティングでは「タイトルなんて絶対無理」と言われていたそうですが、筒香選手は誰になんと言われようとも絶対にこのバッティングを続けて自分のものにすると、決意を新たに2014年のシーズンに向かいます。

2014年は何が何でも結果を残さなければならない。そう思っていたと言います。

そして迎えた開幕。

開幕戦でマルチヒットを記録すると、それからも順調で4月が終わっても打率.300をマーク。
その後も安定した成績を残し、打率.300 22本塁打 77打点と自己最高の成績を残しました。

そして最後に筒香選手はこう締めます。

自分の考える型にはめるのではなく、僕の特徴や目指してきたことを理解して、それを伸ばしてくださるコーチに出会ったことが僕の転機でした。

選手にはそれぞれのタイプがある。

体型や身体の柔らかさ、骨格の違い、筋肉のつき方、そういう1つ1つの要素からそれぞれに個性が生まれ、それぞれに長所や短所も生まれるはずです。

だからこそ、僕は思うのです。

一人一人の子供を見てその子のしたい野球を、可能性を、伸ばしてあげることが大事なんだ。ここまでで筒香さんの野球人生についてのところは終わりとなります。

次からはとうとう本題である少年野球の問題について切り込んでいきます。

第4章:「勝利至上主義」が子供たちの未来を奪う

9:44
ここで筒香選手は

成長過程の子供たちに「勝つこと」はそれほど重要でしょうか。いや、むしろ弊害になる可能性さえあると僕は思います。

と、少年野球のおける勝利至上主義について問題提起を行います。
勝利至上主義の弊害は3つあると語ります。

勝利至上主義の弊害①

野球が子供達のものではなく、大人たちの満足のためになってしまう。

スポーツの現場で起こりがちなのが選手に対する必要以上の圧力、暴力やパワハラまがいの指導です。
選手が失敗すると「ばかやろー!」「へたくそー!」と、罵声を飛ばす現場は今でもどこでも見る光景ですよね。

親までもが「一生懸命やっているか?」「もっと頑張れ!」と、選手を追い込むこともあります。

これらは全て勝利することが子供たちのものでなく指導者の面子、親の満足のためになってしまうからこそ起こる問題なんです。

勝利至上主義の弊害②

選手が大人の顔色ばかりを見て自分で考える習慣が身につかなくなる。

勝つためにはどうしても監督は自分のいう通りに動く駒として育てようとします。
選手はその指導に従わなければ監督や親から怒られるので、自分で答えを見つけ出そうとしなくなります。

ドミニカでは送りバントのサインは一回も出なかったそうです。
ドミニカでは選手を育てるために、とにかく思い切ってバットを振ることが優先されます。

送りバントは選手が成長する機会を奪ってしまう、という考えがあるからです。
ところが日本では選手の成長よりもチームの勝利を目的とし送りバントが多く使われます。

子供の成長を犠牲にしてまで勝たなければならない試合とは一体どんな試合なのか、と筒香選手は疑問を呈しています。

勝利至上主義の弊害③

最悪の事態を引き起こしかねない

筒香選手の野球人生の中で、非常に才能があるなと思った投手がいつの間にかいなくなってしまったのを何度も目撃したそうです。

無理をしてでも思いきて投げろ。全ては「目の前の試合に勝つために」

これは甲子園でも散々言われてる問題ですよね。
昨年の吉田投手もそうでしたが、投げすぎによる肘への負担。本当に選手生命を脅かします。

この勝利至上主義における3つの弊害
①野球が大人たちの満足のためになってしまう
②考える習慣が身につかない
③最悪の事態が起こる可能性がある

この3つをここでは提起しました。
今度は改革の実例を紹介していきます。

第5章:堺ビックボーイズの試み

11:42
筒香選手が中学生の時に所属していた野球チーム”堺ビックボーイズ”では2009年に大改革が行われました。

それまでは勝つことが子供のためになると、熱血指導で朝から晩んまでみっちりとスパルタで野球の練習を行う、どこにでもあるスポーツチームだったと言います。

変わるきっかけはアメリカ遠征でした。

ある日本人コーチが良かれと思って相手チームの子供にアドバイスを送ったところすぐにアメリカ人のコーチからクレームが飛んできました。

「余計なことをするな、今は自分で気づかなければいけない時期なんだ。」

と主張されたんですね。

「じゃあ気づかなかったらどうするの?」

そう聞くとアメリカのコーチは断言しました。
「気付くまで待て」

かっこいいですよね。

ひたすら自分で気付くまでは、どんだけその選手が苦しんでいても自分で考えさせる。
それが後々その選手のためになる、とアメリカ人のコーチはわかっていると言うことですよね。

ここから監督やコーチが全て答えを与える指導に疑問が湧き、堺ビックボーイズの代表、瀬野さんはチームの大改革に乗り出しました。

練習時間を短縮し、コーチ指導型の練習から選手本位型へとチーム改革を行ったのです。
土日の練習は昔は朝から晩まで行っていましたが、今は午後2時半で終了となります。

過度な疲労を残さないためですね。

また土日のどちらかには午後から自主練習が導入され、選手自信が自分で考えて課題に取り組みます。

最初はもちろんどうすればいいかわからない子供たちばかりでしたが、コーチたちはぐっと我慢して選手に任せる。

「こういうことをしたい!」と選手が考えればコーチはそれを補助する形です。こうして”考える力” ”課題を発見する力”を養っていくのです。

ここで筒香選手は、少年野球の問題としてトーナメント制にも言及しています。

野球というのは優勝するチームでさえリーグ戦では50敗する競技である。
それをトーナメント制にするから1投手に過剰な負担がかかったり、1試合に勝利を求めすぎてしまうと。

そのため、堺ビックボーイズではトーナメント大会に終止符を打ち、2014年からリーグ戦の大会を開催しています。

当初は趣旨を理解してくれた8チームでスタート。
そして大会内では、1試合で最低でも15人以上を打席やマウンドに立たせること。

指導者の怒声・罵声は禁止などのルールもあります。
そして2018年には14チームまで参加チームが拡大しました。

リーグ戦のため控えの選手も積極的に使うことができ、万年ベンチという選手はいなくなりました。
他にもメリットは数多くあるのですが、その中でも思わぬ収穫は大人たちの考えの変化だそうです。

負けたら鬼のように起こっていた監督が、「明日は頑張ろう!」という感じになり、バントとかスクイズばかりの戦術から「思い切って売っていけ」という風になったそうです。

他にも筒香選手は少年野球問題としてアメリカのガイドラインを例に出し、球数制限をもっと厳格に管理すべきだと語っています。

また変化球の投げすぎをやめるべきだとも言っています。

スライダーやフォークは肘への負担が大きく、ストレート主体で変化球は負担が少ないカーブやチェンジアップなどに制限するべきだということです。

堺ビックボーイズでは2010年からスライダーを投げるとこが禁止となり、小学生ではストレートのみ。

球数も50球と制限されるとこになりました。

中学からはカーブとチェンジアップだけ解禁されますが、それでも変化球の割合は1割程度と抑えるように指導され、基本的には50球まで、連投なしと定められているようです。

最後になりますが、筒香選手は甲子園にも切り込みます

35度を超える猛暑の中で、ふらふらになりながら野球をやる身体が悲鳴をあげそうになっても我慢してグラウンドに立ち続ける、そういう我慢や忍耐が高校野球という固定観念は捨てるべきだ!

勝利至上主義で監督がチームを支配して、学校や指導者の勝ちたいという欲求のために選手を酷使するような高校野球らしさを許すべきでない!

これは今まで外野から散々言われていたことでしたが、現役のプロ野球選手が、しかも、名門横浜高校で活躍し、日本の4番とまで言われる筒香選手が言っていますからね。

これは高野連はどう思っているのでしょうか?

日本の野球が変わっていくためには、高校野球が変わることが絶対に必要だと筒香選手は強調しています。

子供たちを大人の感動の道具にしないためにも子供たちの幸せのために変わっていけたらいいですね。

私は外野ではありますが、本当にそう思いました。
これで本編は終了となります。

エピローグ:空に向かってかっ飛ばせ!

15:19
筒香選手の言葉を引用します。
日本では指導者は絶対的な存在となってしまう。

スポーツの主役は選手であり、子供達である
この意識が指導者は一番持たないといけないのです。

日本人は小学生のころらか指導者が絶対で「言うことは何でも聞かなければならない」と、思考が停止してしまっている。

大切なのは指導者や周りの大人が、選手や子供達を1人の人格としてリスペクトし、子供たちから自分が教えられることもあると気づくことです。

そう気づけば子供たちを押さえつけたり、怒鳴ったり、自分たちの思う通りに型をはめようとすることもなくなります。

指導者と子供たちの間にしっかりとした信頼関係が築き上げられる。
そうすれば子供たちは笑顔になり彼らの未来が開ける

大人たちのエゴで子供たちを使ってはいけないというとこですよね。
これは野球に限らず教育全般に当てはまる事かもしれませんね。

そして最後に筒香選手の決意が語られます。
同じ考えを持つ仲間と力を合わせて、少しでも野球界を動かしていきたい。

そのためにこれからも勇気を振り絞って声を出していきます。
古い壁をぶっ壊すために僕はフルスイングします

空に向かってかっ飛ばせ!

ドミニカの野球ではパララカイエ!(※空に向かってかっ飛ばせ)

という言葉がよく使われるようであり、それが今回のこの本のタイトルにもなり、最後に締め括られています。

以上『空に向かってかっ飛ばせ!』要約でございました。

空に向かってかっ飛ばせ! 未来のアスリートたちへ【電子書籍】[ 筒香嘉智 ]

価格:1,200円
(2019/5/21 13:29時点)
感想(0件)